べっぴんさん|ゆりと結婚し夫となるのは潔!史実とだいぶ違う

 

朝ドラ『べっぴんさん』では、ヒロインのすみれ(芳根京子)は

坂東営業部の番頭格の野上正蔵(名倉潤)の息子・野上潔(高良健吾)に

淡い恋心を抱くことになります。

 

しかし姉のゆり(蓮佛美沙子)が華族との縁談が持ち上がった際に、

潔を愛しており、彼と結婚したいとの爆弾発言をして周囲を驚かせます。

 

父親の五十八(生瀬勝久)は激怒しますが、正蔵の後押しもあって

ふたりは結婚することになります。

 

密かに想う人を姉に奪われてしまう形になったすみれにはかわいそうですが、

ゆりが意中の男性と結婚できるのは何よりですね♪

 

ところがこのふたりの結婚は史実とだいぶ異なっています。

 

コンテンツ

ゆりと結婚し夫となるのは潔!史実とだいぶ違う

 

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別の記事でもご紹介しましたが、ゆりのモデルは坂野惇子の

13歳年上の姉の佐々木智恵子です。

 

智恵子は神戸女学院を卒業後に、美作勝山藩の藩主の家柄の

三浦義次と結婚することになります。

 

一方で潔のモデルは戦後に佐々木営業部を立て直し、

大手アパレルメーカーのレナウンに育て上げる尾上清です。

 

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(尾上清)

 

彼は百貨店伊勢丹の創業者である小菅丹治の長女の喜子と結婚しており、

惇子や智恵子の佐々木家とは何らの血縁関係はありません

 

いや~このあたりはかなり大胆な脚色となりますね~

 

ドラマでも戦中に没落していく坂東営業部を立て直すのは潔ですから、

ヒロインの義理の兄ということになってしまいます。

 

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このような大きな脚色を施した理由は、ひとえに蓮佛美沙子さん演じる

ゆりに大きな役割を持たせて、すみれとの姉妹愛をも描こうとする

製作側の意図のように思えます。

 

リアルの智恵子はヒロインのモデルとなった坂野惇子とは仲が良かったのものの、

結婚後は東京に嫁いでしまいます。

 

惇子が東京に遊学した際に世話したことや太平洋戦争末期に勝山に疎開した

彼女を受け入れるなど一定の役割は果たしますが、それくらいしか

スポットを当てられることはありません。

 

一方でドラマのように潔と結婚する流れになれば、彼は実家の坂東営業部を

立て直すだけではなく、すみれが起業した際にもたびたび重要な助言を与える

ことから、その妻のゆりも物語上の存在意義が大きくなるはず。

 

恐らくこのような理由から、史実を大きく脚色した仰天の展開となるもの

と思われます。

 

とは言え、やはりNHKの朝ドラはヒロインの姉妹愛を描きたいところ。

 

「とと姉ちゃん」では小橋家の三姉妹は生涯協力し合って生きていきましたし、

「あさが来た」に至っては物語の途中で亡くなるはずだったはつが

最後まで出演することになりました。

 

そのため戦後に起業することになるすみれを、ゆりは潔とともに

暖かく見守るはずでしょう♪

 

坂東家の姉妹愛にも期待です!

 

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